その39 めぞん一刻〔新装版〕(15)(完)
最終巻はもう泣けるストーリーばかりですね。 ・こずえちゃんとのお別れ ・響子さんと五代が結ばれるシーン ・結ばれた朝の響子さんのセリフ 「あたしね」「ずっと言えなかったことがあるんです」 「本当はね」「ずっと前から五代さんのこと好きだったの」 ・五代のプロポーズに対する響子さんの返事 「お願い」「一日でいいから」 「あたしより長生きして」 「もうひとりじゃ」「生きていけそうにないから」 ・その直後のお父さんの許し ・お墓での五代の言葉 ・響子さんの反応 ・お義父さんの言葉 響子さんの言葉は何十回見ても泣け ...
その38 めぞん一刻〔新装版〕(14)
14巻の表紙は響子さんの心の会話のシーン。 最後の2巻は本当にクライマックスです。 まず冒頭で三鷹が明日奈さんに婚姻の申し出。 家族団らんのシーンが本当に秀逸。 妊娠が犬の妊娠と知り、とはいえもう後には引けず、すっきり しない三鷹。家族団らんの中でも作り笑いに努める。 そんな中、明日奈さんがアルバムを見る中で1枚の写真に気づく。 その写真は笑っているが決勝戦で負けた後の写真。 二人っきりになり、明日奈さんは 「嬉しくなくても笑えるんですよね」 「これを持ってる写真の笑顔」 「ほかのと全然違ってて、それが今 ...
その37 めぞん一刻〔新装版〕(13)
今日は13巻。 表紙は一刻館の方々。二階堂君がいないのはアニメ仕様なのでしょうかw この巻と若干14巻にまたがりますが、ここで一つのストーリーが 終わります。三鷹が響子さんレースから撤退します。 三鷹はうまくセッティングし、響子さんとの縁談を取り付ける。 それを知らずにホテルに来た響子さん。「母にはめられた!」と 気づくが、三鷹の強引な姿勢にタジタジ。響子さんについてきて しまった子供を預けることを口実に五代を呼び出す。 五代がホテルに着くも、二人に出会えない。三鷹は響子を車で 連れまわし、ホテルでディナ ...
その36 めぞん一刻〔新装版〕(12)
この巻の表紙は明日奈さん。 ぱっと見はかわいいのですが、ほんと不思議ちゃんですw この巻は響子さん・五代・三鷹・明日奈さん4人の人間模様が描かれる。 犬を克服した三鷹はいよいよ響子さんに猛アタックを掛けようとするも 親戚のおじさんが勝手に明日奈さんとの縁談を勧めて響子さんレースを 後退させる。明日奈さんは三鷹が犬修行中ずっと寝込んでいたが、復活 して会いに来た途端に治る。五代・三鷹は響子さんに一目ぼれし、明日奈 さんは「弟たちがこれだけ好きになる人なんだから間違いない」と惚れた。 五代・三鷹・明日奈さん・ ...
その35 めぞん一刻〔新装版〕(11)
めぞん11巻の表紙は賢太郎君。 ずっと郁子ちゃんを慕っていて、全然さりげなくないんですが、本人はさりげなく 接近しようとしているつもりなところが本当にかわいいですねw で、この巻もとても好きな巻です。 まず五代は響子さんを諦める。響子さんは弁解するが五代はもう済んだ事、 おめでとうございます、と聞かない。「あたしがいなくても大丈夫なんですね」 「だ、大丈夫です」と弱い返事をする五代に涙を流す響子さん。五代は涙の 理由が分からない。 一ノ瀬のおばさんに気分転換を勧められ、旅行に出かける響子さん。 一方、坂本 ...
その35 めぞん一刻〔新装版〕(10)
今日はめぞん一刻10巻です。 表紙は八神。 響子さんはほんと絶滅危惧種だと思いますけど、八神みたいな子はまだ いるのだろうか。 女子高生と接する機会は皆無なのでよくわかりませんが。。。 この巻で明日奈さん登場。 前半が八神、後半が明日奈さん、です。 この巻では五代がまたやらかします。猛烈なプロポーズを断る決断をしたい、 それをするための確信が欲しい響子さんは五代に「今日相談がしたい」と 打ち明けるのですが、あろうことか五代は坂本と徹夜で飲んで、あまつさえ ソープにまで行ってしまう。同じく徹夜して早朝から五 ...
その34 めぞん一刻〔新装版〕(9)
この巻で遂に八神登場。八神はめぞんで今の僕が一番好きなキャラクター。 響子さんも大好きで、20代くらいまでの僕は間違いなく響子さんの方が 好きでした。ただ、40代の僕は、八神にとことん押しまくられたい感じ ですね。 とにかく気が強く、思い入れが激しい。徹夜明けの五代が図書室で惣一郎 さんの写真を探していたら、なぜか写真にインクがこぼれてて見えない。 眠くてあくびで泣きながら「ばかだな、おれ・・・死んじまった人間の こと、いつまでも・・・」とつぶやいていると、それを陰から見た八神は 死んだ恋人のことを想い続 ...
その33 めぞん一刻〔新装版〕(8)
この巻は典型的にクライマックスの後に薄める巻。 主役は新キャラクターの二階堂君。アニメでは完全にカットされています。まあ 確かにいなくても話の筋に影響はない。ただ、二階堂の鈍すぎ、KYすぎで、 ズケズケ何でも言ってしまう事で、響子さんも五代もいろいろ意識させられる。 将来への伏線となる意味で、この巻はアニメで完全カットする必要あったのか なぁと思うんですね。実際、映画の「完結編」では二階堂君登場しています。 まあ薄める巻なので、盛り上がりには欠けますが、このリズムがあるから 読者も疲れないし、クライマック ...
その32 めぞん一刻〔新装版〕(7)
めぞんではこの巻が一番大好き。 遂に響子さんが五代に心を開きます。 五代は全然気づいていないけど、響子さんはここで五代を好きになる。 こずえちゃんと別れようとした五代。別れを切り出そうとした時に 手編みのセーターを渡される。断れない五代。 一刻館に戻ると、玄関掃除をしている響子さんに見られないようにセーターを 隠す。響子さんに「隠すことないのに」と言われ、キレる五代。 部屋の中で「響子のばっきゃろー」と叫ぶと、屋根で工事をしていた響子 さんに聞かれる。喧嘩を始める二人。決裂した後、響子さんは屋根で滑って ...
その31 めぞん一刻〔新装版〕(6)
今日は6巻です。 表紙は朱美さん。あまりみない仕事姿ですw 一応バー茶々丸で働いているんですが、四谷さん同様 「いつ働いているんだ?」という感じ。 この巻は五代のおばあちゃんが中心。おばあちゃんがいろいろかき回すが それで響子さんと五代の関係が少しずつ接近していく。ただ、この巻でも 五代は優柔不断と運のなさが災いし、二人の仲が急には詰まらない。 合コンに参加し、新入生をお持ち帰りしかけたところで響子さんと出会い、 当然嫌われる。普通ならこれで終わると思うのだが、終わらせないところが 留美子さんの懐の深さと ...
その30 めぞん一刻〔新装版〕(5)
今日はめぞんの5巻。 表紙はこずえちゃん。こずえちゃんはアニメより漫画の方がかわいい 気がしますね。 前の巻が激しかった分、この巻はゆったりと時間が流れていきます。 響子さん、こずえちゃんが中心の巻。 こずえちゃんから花をもらい、ひょんな事でそれを育てることになる響子さん。 パンジーの花言葉を一ノ瀬のおばさんから聞き、微妙な気分になる響子さん。 五代に響子さんも皮肉な花言葉の花を贈ったり、この辺から響子さんの微妙な嫉妬が 始まります。次の話の五代とこずえちゃんのデートでも五代が一刻館を出る時に ネクタイを ...
その28 めぞん一刻〔新装版〕(4)
今日は第4巻です。 表紙は三鷹。 この巻では大きな出来事が発生します。五代が響子さんと三鷹が結婚すると 勘違いし、一刻館を出て行ってしまいます。 まあ、めぞん一刻では結構出てくる展開の「勘違いの連鎖」。 ・まず五代が響子さんと三鷹が結婚すると勘違いする ・五代、一刻館を出る ・五代はやくざ夫婦と同棲する事になるが、たまたま響子さんが五代の アパートに行った際に奥さんと遭遇し、勘違いする ・五代は一刻館の人々に事情を説明していたが、酔っていた彼女らは ひどく断片的で誤った情報を響子さんに与える ・響子さん、 ...
その28 めぞん一刻〔新装版〕(3)
今日はめぞんの3巻です。 表紙は惣一郎さん。 マンガではかなり薄い存在感ですが、アニメだと千葉茂さんが四谷さんと一人二役で 演じてるので、むっちゃ存在感があります。 で、3巻で初めて家庭内での響子さんが登場します。 娘を溺愛する父と早く再婚させたい母。 父は娘をストーカーのように監視し、一刻館の住人に変質者と間違われる。 一方、お母さんはとても強気で何が何でも再婚させようとする。 まあ、両親ともに響子さんの幸せを願っているという点では一致している。 ただ、そのアプローチがものすごく対照的です。 お父さんは ...
その27 めぞん一刻〔新装版〕(2)
めぞんの第2巻。 まずこの表紙がいいですね。 響子さんが癇癪起こしている時の表情。 これも時間が過ぎると五代はだんだんと「いつものことだから、まあ時間を置こう」 と思うように成長していく。 この巻は響子さん中心の会。大学祭に行ったり、怪我したり、みんなにマフラー を作ってプレゼントしたり。ほんとまじめで可愛い美人。まだ嫉妬深さや 面倒くささは微塵も見せません。 一方五代の優柔不断なダメっぷりが目立つ。何度もめぞんを読み返して 思うのは、「もしこずえちゃんをもっと早く振れていたら、もっと早く親密に なれたの ...
その26 めぞん一刻〔新装版〕(1)
今日からめぞん一刻 15回シリーズです。 今日は第1巻。 めぞん一刻〔新装版〕(1) (ビッグコミックス) Amazon(アマゾン) 605円 第1巻はそもそも絵が全く違いますw特に最初の数話は響子さんの顔が 全く違う。 1巻は一刻館の住人である浪人中の五代が新しい管理人(響子)さんに 一目惚れするところからスタート。 酒の勢いで速攻に告白。 その後、ドタバタしている間に何とか大学合格。 そして、五代のライバル三鷹登場、で終わります。 まあ僕は全ての流れを何度も何度も見ているのですが、最初の頃は 作者の留 ...