株理論

20年で確実に3倍にするバフェット的投資術 PART2 バフェットの投資テクニック

 

 

PART2 バフェットの投資テクニック

 

冒頭でバフェットの企業の選定基準を書きました。以下の通りです。

 

・バフェットが投資を行う時に重視する4つの基準

①事業の内容が理解できる事

②長期的に良好な業績が予想できる事

③経営者が誠実で有能である事

④魅力的な価格である事

 

バフェットはこの①②④を判断するために、大企業の年次報告書を使用しています。(③ははっきりとしないのですが、おそらく経営者への直接インタビューと想定されます)

日本の場合、年次の決算短信と株主総会用の年次報告書でそれぞれ確認することができます。

①事業の内容が理解できる事

株主総会用の年次報告書では各企業が

・どのような理念を持っているか

・どのようなビジネスを行っているか

を確認することができます。

ですので、①を満たすには株主総会用の年次報告書を読めば十分です。

読んでも「なんでこの会社稼げるのだろう?」と疑問に思うのであれば投資しない方がいいです。事業の内容が理解できる、は換言すれば、「事業がなぜ儲かるか理解できる」という事です。

 

②長期的に良好な業績が予想できる事

決算短信で最低3年間の詳細な業績・資産の推移を確認することができます。海外の機関投資家が好む指標は、

・ROE(20%以上だと優秀)

・売上高成長率(年間10%以上だと優秀)

・経常利益成長率(年間10%以上だと優秀)

等ですが、バフェットの持っている株はこれを完全に満たしているわけではありません。

あくまで同レベルを長い期間維持し続けているかどうかしかバフェットは見ていないと考えます。

たとえば、経常利益成長率が5%平均を10年ずっと続ける会社は、10年後に経常利益が62%成長しています(1.05×1.05×1.05・・・なので)。

バフェットの投資スタイルは長年同じ経常利益成長が続く会社に限定されています。

決算短信では3年確認することができますが、楽天証券の口座を持てば、各企業の業績タブで5年間を確認することができます。マネックス証券であれば10年以上確認することが可能です。

 

③経営者が誠実で有能である事

これは我々一般人が確認するのはとても困難な事です。私はここは捨てていいと考えています。できないことはやらない。

 

④魅力的な価格である事

バフェットは将来の価値を想定して現在の適正価格を設定します。

これは簡単にできそうですが、実は結構難しい。

一方、バフェットのやり方とは別に適正価格を簡単に見定める方法があります。

それは

・月足チャートをチェックして、10年間の最安値レンジをチェックする

・10年間の売上高成長率をチェックする

・10年間の経常利益成長率をチェックする

この3つの指標の合わせ技で判断する、というものです。

よく、月足チャートだけ見て、「今が最安値だから買いだ」という人がいますが、そういう人はいい株を買えません。

なぜかというと、

・10年間で10倍売上高と経常利益が成長した会社は適正な株価も10年間で10倍になっているから

です。

 

そして、楽天証券・マネックス証券の口座を持っていれば、簡単に確認することができます。この2つの証券口座を開設することをお勧めします。方法は以下の通りです。

まず楽天証券で絞り込みを行う。

①国内株式 - 注文 - スーパースクリーナーをチェックします。

②市場 - 東証一部のみ 、規模 - 大型株 を選択します。

③詳細検索項目で以下を追加します。

・売上高変化率(%) - 5年前年度比、最小値 0

・経常利益変化率(%) - 5年前年度比、最小値 0

・配当利回り(予)(%)

④配当利回り(予)(%)を降順でソートします。

このソートで生き残った会社、且つ配当利率の高い順、且つ「自分が一生を賭けてもいい会社」を絞ります。

次にマネックス証券でより詳細をチェックします。

  1. マネックス銘柄スカウターを実行します。
  2.  銘柄名を入力します。

以上になりますが、楽天のスクリーニングには1点問題があり、なんと三菱UFJが消えてしまいます。それは三菱UFJが5年前のデータを開示していないためです。

ですので、ここに残った会社+三菱UFJ、と考えてください。

以下は三菱UFJを生き残らせるべく、配当と値下がり率だけでフィルターした表となります、ご参考まで。

バフェットの投資判断は4つでしたが、さらに彼の傾向として

・その業界のトップ(若しくはトップクラス)を持ちたがる

というのがあります。彼は基本的にはその業界で独占的シェアを持っている企業に集中投資します。

今年アマゾンを投資対象と決めたのも、おそらくクラウド(AWS)の圧倒的シェアを考慮しての事だと想定しています。

ですので、配当利率としては三井住友の方が三菱UFJよりもいいし、業績推移も2社はあまり変わりません(業績タブで棒グラフを見るとほとんど同じなので笑えます)。

但し、バフェットなら三菱UFJを持ちます。

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