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その114 華原朋美

10日ほど前の土日、鎌倉でZen 2.0というイベントがありました。

今年はコロナの影響でオンライン開催。

横浜市民で鎌倉が近かったという事もあり、小学校の頃から鎌倉建築が好きで、

中学校でかなり禅宗が好きになりました。修学旅行は結構自由に回れたので、

うちの班は京都の大徳寺で1日を費やしました。それくらい小さな頃から禅宗が

好きで、なのでなんか今の座禅・瞑想・マインドフルネスブームはかなり違和感

を覚えます。

まあ僕はお坊さんでないので、座禅の極意のようなものは全く知りません。

ただ、禅宗は子供の頃から壮大な世界観が好きでした。明らかに宇宙を意識している。

石庭はまさに小宇宙ですよね。

そして、僕が思うにお坊さんって、3種類いる気がして、

1.求道者。自分の悟りに強い興味がある人。

2.啓蒙者。人を救う事に強い興味がある人。

3.あまり求道や啓蒙に興味がない人。単なる世襲や仏教がお金儲けの手段である人。

このZen2.0に出てくるようなお坊さんたちって、おそらく2か3なんだろうなーと

思いました。求道者はそもそもメディアに出るのを嫌うだろうし。有名と言われる

お坊さんは僕は多くが3だと思ってます。メディアに露出し、たくさん本を出し、

講演でガツガツ儲ける。お金儲けを日本国民の幸福に還元しているなら立派ですが

さてそれができている人ってどれくらいいるのだろうか。

まあ、お坊さんを特別視しないなら、営利に走るのは別に問題ないと思います。

ただ、まあ僕の課題なのかもしれないんですが、僕は幸福を提供する仕事って

営利と背反するというか、「お高い」幸福って意味あんの?と思ってしまうの

です。お高いかお安いかはまさに払う人の主観によるので、払う人がその時点で

「彼に高い金を払えば僕は救われる」と思うから高い金を払うのでしょうが、

高い金をあまりお金を持たない人が払う時の心境っていわゆる正気ではないと

思うのですよね。とてもネガティブな状況だと思う。そういう状況につけこむ

ビジネスがとてもとても嫌いなのです、自分。

まあ、上記は僕の無駄なこだわりな可能性もあるし、課題かもしれない。ただ、

今のところはここはぶれずに勉強・訓練を積んでいきたいと思っています。

で、話は戻ってZen 2.0。このイベントはざっと見聞きした限りではありますが、

かなり2の啓蒙よりなイベントだったようです。まあ、タカさん(前野教授)が

参加してるのもその証な気もしますが。彼は今ほんと利他に振れていると思い

ます。僕も少しずつ利他振れしつつありますけど、次元が違う感じがする。

今年は上記で書いた通り、ブームを敬遠して参加しませんでした。そもそも

マインドフルネスが結構嫌い。ただ、カウンセリングのお師匠様であるひでぴょん

は「マインドフルネスすばらしい!」って感じで、彼女と話していると彼女と

僕のマインドフルネス感に大きすぎる乖離がある。僕がこれまで体験してきた

マインドフルネスがパチモノだったのか?そんな疑問も芽生え始めてきていて、

まあ株がもっともっと成功したら、興味本位でマインドフルネスに投資してみ

てもいいかとは思いつつあります。まあカウンセリングトレーニングの最後の

最後だと思っていますがw

というわけで、Zen2.0、来年は参加してみようと思います。

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