その14はMy Little Lover を。
10曲ピックアップしました。
マイラバは何故か女性の人気が低い気がします。うちの奥さんもAkkoを嫌っているし、友人の女性もマイラバはちょっと・・・と言ってました。
選んだ10曲の中で月の船だけは離婚後ソロになった後の曲ですが、それ以外は小林武史とAkko、主に二人で作り上げた楽曲たち。
特に Days、 空の下で、CRAZY LOVE は曲がとても澄んでいて美しくて、そこにAkkoの優しい声がすごくマッチしていると思います。
Best Collectionは若かった頃に買っていて、付属の小冊子でAkkoがそれぞれの曲に対する想いを綴っていました。
で、彼女の言葉から強く強く感じたのが旦那への愛。
その愛が破綻して月の船の歌詞になったのか、それとも月の船の歌詞は次の旦那への想いだったのか、単なる想像なのか、それは定かではありませんが、何となく月の船の歌詞はうまくいかなかった小林武史への想いではないか、そう考えると月の船はとても切なく聞こえます。
社会人2年目、3年目の頃。まだ当時は日立の子会社からマイクロソフトに派遣されている身で、日立では既に自分の地位をある程度確立していたものの、MSでは派遣社員たちの激しい競争に晒されていました(みんな社員になりたかった)。で、その頃は日々うまくいったりダメだったりの繰り返しで。
Days の以下の4行。
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いつもがんばってるって言いたい訳じゃないけど
みじめな想いは数えきれない程
ぶら下がった手から 力が抜けていっても
落ちた場所から 始めればいい
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これを頻繁に聞いては毎回泣いていたことをふと思い出しました。
ほんとあの頃に比べると、今は落ちるところまで落ちた。そして、ほんと落ちた場所から始めればいい。
昨日この曲を聴いて、泣きはしませんでしたけど、今は
もう頑張らないし
みじめな想いもまったくないけど
落ちた場所から歩き出そう
そんな想いでいます。