脳の革新

人は脳の何%活用できているか?

幸せ日記にカテゴライズしようか迷ったのですが、とりあえず新しいテーマを作ってみました。

ポジティブ心理学において、バーバラ・フレドリクソンさんの「拡張・形成理論」という有名な理論があります。これは、

「ポジティブ感情は様々な能力を拡張・形成する」

というもの。

僕自身、ポジティブ心理学との出会いは去年の12月。当時は8度目の鬱病休職から再起しようともがいていて、「見えるものすべてがグレー」という状態からは脱したけれども、では復活できるのか、と言われたら全く自分を信じていない状態でした。

で、ソニア・リュボミアスキーさんの「幸せがずっと続く12の行動習慣」と出会って自分は激変。今も自分を信じてはいませんが、「別に信じなくてもいいじゃん」と気にならなくなりました。このブログでも何度も書いていますが、ポジティブ心理学との出会いで「こだわらない」が身についた。成功・失敗、優劣、他人の目・自分への目、そういったものがほとんどどうでもよくなった。なぜかと言えばそれらはその時々で変わるものだからです。無常なものにこだわる必要はない。

で、こだわらなくなったら、なんかいろいろなことができるようになり、チャレンジもできるようになりました。また、鬱になってもう失ったと思っていた能力が戻ってきていて、さらに拡張してきている気がしています。僕は今の拡張スピードを考慮すると、ポジティブ感情とあと+αを見出せばもっと拡張できるような気がしてならなくなってきています。

今、僕が考えている脳の最適化は、以下のようなものです。

1..ポジティブ感情の最大化(ベースライン)

2.時の超越

3.スーパースリープ

4.完全記憶

5.夢の完全制御

1.のポジティブ感情の最大化により、様々な能力が拡張できる状態にするのがベースライン。

2.の時の超越は、実はほとんどの人が経験しています。1分がとても長く感じたり、逆に1時間が一瞬で過ぎたり。それをコントロールできるようになるのが時の超越。実際の1分1秒は不変に近いものですが(アインシュタインがそれさえも不変でないことを相対性理論で証明しましたが)、脳の潜在能力は1分1秒を最大活用すると、おそらく1秒さえもある程度長い時間になりうる。プロ野球選手の「ボールが止まって見えた」がまさにそれを証明していると思います。つまり2はたいていの人が実現できていて、コントロールできていないだけなのでおそらく一番実現の見通しが高い。

3.のスーパースリープも実現できている人がある程度存在しています。1時間以下の睡眠で十分である人たち。これも脳が特殊なわけではなく、睡眠のとり方が特殊なだけだと思う。で、僕が考えているのはスーパースリープを達成できるようになったら、スーパースリープで6時間寝た方がいいと考えています。それが4につながります。

4.の完全記憶も実現できている人がある程度存在しています。僕の知り合いだけでも二人います。彼らは忘れられないことに苦しんでいますが、現状の脳医学で既に睡眠と記憶が密接な関係にあることが分かっている。つまり良質な睡眠が情報の定着と正の相関関係を持つことが検証されています。それを考慮すると、スーパースリープで通常の睡眠時間寝ることで完全記憶とはいかないまでもかなり高度な情報保存が達成できるのではないか、と予想しています。また、以前ブログで「おそらく脳はインプットした情報は一生忘れておらず、単にインデックスから剥離しているだけ」と書きましたが、そのインデックスの管理方法をもう少し医学のメカニズムで解明することで完全記憶はほとんどの人がそれに近い状態をおそらく2030年代には達成する気がしています。現時点で分かっていることは「睡眠を経たうえでの反復が情報の定着を高める」という事実のみ。つまり、記憶したいなら同じ情報を1回インプットして、忘れてもいいので寝て、またインプットして忘れて寝て、これを繰り返すだけで忘れなくなるというもの。まあこの事実だけでも十分な気はしなくもないのですが、もう少し最適化できる気がします。

5.の夢の完全制御は単なる僕の妄想です。これは「もしもボックス」の実現。これができるようになったら人は食事と排泄以外で起きたくなくなるでしょう。すべて望みのままに達成できるわけですから。

以上、つらつらと書いてみましたが、1は既にほぼ実現できました。2.はどうすればいいかさっぱりわかりません。手がかりもない。なので書籍を今後あさっていくことになると思います。3.は僕の身近な人には誰もいませんが、結構本はあるのでそこを糸口にできそうです。4.は僕の大先輩が完全記憶の保持者なので聞く人がいます。で、僕の大先輩は重度の睡眠障害持ちなので、僕のアイデアである「スーパースリープ→完全記憶」と矛盾しています。ソシャゲーの友人にも一人完全記憶者がいますが、その人も重度の不眠症(1時間も眠れない)。逆に睡眠障害が完全記憶の鍵なのか?とも思うのですが、かなり腑に落ちません。5.は自分で実験を始めました。実験は説明しづらいのですが、寝る前に今日は「脳の左後ろの回転を強くイメージして寝る」今日は右前、今日は前全体、という感じで、脳の一部をフル回転させるイメージトレーニングをしてから眠っています。変化は出だしているのですが期待したものではないです。「とてつもなくリアルな夢を見るようになった」という感じです。この1週間で見た夢で笑えるのは以下の2つ。

・進撃の巨人 超リアル

自分が様々な人となって進撃の巨人体験をする。エレンになった時は結構長時間進んだが最後にマーレの巨人たちに四方八方攻撃され死亡。アニになった時はミカサに殺されて死亡。エレンの父になった時は何故か姿がグリシャでなく自分(笑)。しかも逃走中のようにとにかく逃げる逃げる。最後は普通の巨人に食べられて死亡。普通の子供になった時も逃げる逃げる。ある時年上の子たちに折檻されて巨人化。巨人の能力に覚醒するが、その結果街中から疎まれ、一人で街から逃げ出す。で、一人で巨人たちと戦いまくって自分の戦闘力を高めていく間に目が覚めた。

・進ぬ 電波少年 超リアル

2つの設定だった。

1.ラストチャンス 超リアル

自分がサムシングエルスになっていて、ものすごく楽曲製作に悩む。しかも3週間以上悩み続けて作った曲が売れず、BAD END。

2.お笑いバトル 超リアル

これは実際には番組にはなかったと思う。野球バトル(勝ったチームは豪華食事、負けたチームはご飯抜き)のお笑い版で、3組で毎日コントの人気度を測り、負けたチームはご飯抜き、野宿というもの。僕は何故か女性のコンビ。勝ち負けを繰り返すが、負けた時の野宿が風呂入れない、ご飯抜きで超サバイバル。で、連敗し、もうやめようかと相方と話し合っていた時にいきなり変なおっさんに追いかけられ、二人で泣くわわめくは逃げるのだが誰も気づいてくれない。もう逃げきれなくなって二人で観念したらマスクを取って「T部長でした」というオチで目が覚めた。

今までも夢ってたくさん見てきたんですが、こんなにリアルな夢って見たことありませんでした。それがここ2週間は2日に1回のペースで見るようになった。まあ、今の状態が夢のコントロールにつながるとは到底思えないのですが、とりあえず検証を続けたいと思います。

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