昨日緊急事態宣言が完全解除されました。
結果的に僕の予想通り、日本はコロナパンデミックになりませんでした。4月の時点で日本は絶対にならない確信があったのですが、当時の根拠は「4月時点でなぜかわからないが、海外に比べてかなり感染率が低い。インフルエンザ系ウィルスは湿度に弱いのが分かっている。5月から湿度が急激に上がりだすので、感染が広がっても4月一杯、最悪でも梅雨には終わる」というものでした。
その後、「3月時点で感染率が低かったのは、BCGの効果では?」と思ったりもしました。ただ、その後しっかり調べてみると、世界中でBCGはしっかり接種されていることが分かり、BCGについて日本が特別何かあるということはないことが分かりました。
次にイタリアで感染爆発したのを見て、「日本はあいさつでキス・ハグ・握手しないから、それが原因か?」と思ったりもしました。ただ、これが原因なら中国・韓国の感染状況は変だなぁと。中国韓国も日本同様キス・ハグ・握手はしないけど、日本より遥かに感染率が高い。
で、今改めて振り返ると、「日本でコロナが爆発しなかった理由」、それは「花粉症」にあるのでは、と考えています。
???と思われるかもしれません。これは、風が吹けば風呂屋が儲かる的発想です。
コロナが感染爆発した国と日本の差は「マスクの早期着用にある」と僕は感じています。
3月頃のインターネット情報を見ると、結構わかりやすいのですが、特にアメリカは全然マスクを着用していませんでした。おそらくヨーロッパも爆発しだしてからだと思います。
一方、日本には花粉症というものがある。花粉症は世界のどこにでもありますが、日本は四季がとてもはっきりしているため、2〜4月のスギ花粉がとんでもない状況。で、重度の花粉症の人って早ければ1月から薬を飲み始めますし、僕も重度の花粉症ですが、今年も2月中旬で「あ、きた・・・」と思いマスクの着用を始めました。コロナではなく花粉症で。
で、日本はこの春の時期にマスクをつける事が普通で、「マスク耐性」がついている。これが大きかったのではないかと。
世界は感染爆発してビビッてマスクを着けだした。
一方日本は花粉症のおかげ+インフルエンザの影響で冬場からマスクを着け続けている人が多かったし、3月は花粉症の影響で多くの人がマスクを着けていた。おかげで3月の感染爆発を防ぐことができ、あとは湿度+緊急事態宣言による3密回避で封じ込めに成功した、そう思うのです。
なので、おそらく次の冬までにレムデシビル改良バージョン(特効薬)が間に合わなければ、また冬にコロナ対策をしなければならない気はしていますが、マスク着用をしっかり心がければ何とかなる、そう思っています。
懸念されるのは6月から乾季を迎えるアフリカの国々ですね。マスク文化は皆無だろうし、病院も間違いなく足りない。コロナがアフリカで猛威を振るわないことを祈りたいと思います。