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東京女子医大、学費1200万円値上げ

今日はこのニュースから。

6年間3400万円→4600万円になるとの事。

で、日本で2番目に高い学費になるとの事でした。

ただ、思ったのは、4600万って最低学費にすぎなくて、私立医学部ってこれと別枠の

「寄付金」という名の膨大な「学費」を要求するところが多い。一応任意なのだけど、

無言の圧力はある。

で、このニュースのコメントを見て、「日本の大学の学費が安すぎる。だから質が

低いんだ。」という議論がいくつか散見されました。確かにアメリカと比べると、事実

です。アメリカの有名私学は文系でさえ年間500万とか取るところが多い。で、みんな

ローンで学費をねん出して、そのローン地獄に卒業後苦しむ。

IT業界に進めれば結構地獄から解放される可能性は高いけど、文型職種に

進むと高給を望むにはいち早く経営層にいかないときついので、自然と起業に向かう。

ただ、起業者が日本より圧倒的に多いので、淘汰も圧倒的に速い。なので、競争の

リアルって今どんな感じなのだろう?ちょっとそれを知ることができる書籍を探して

みよう、そう思いました。

ちなみにアメリカは弁護士資格も日本より敷居が圧倒的に低いので、弁護士も

物凄い過当競争にさらされていて、弁護士になればローン地獄から解放されるか、

というとそうでもないそうです。

アメリカの話にかなり脱線しましたが、高い授業料=高質、だからアメリカ基準に

合わせるべき、それが正しいとすると、日本でもローン地獄が加速化するのでしょう。

一方、僕は教育に金がかかる、というのは「何にかかるの?」という疑問があります。

理系も文系も研究費というのでしょうが、じゃあその研究費の細目は?と思うわけです。

大半は材料費と人件費になるでしょう。研究にかかる人件費は工場と違ってオート

メーション化しづらいからかなりかかる、ある程度は正論かもしれない。ただ・・・

大学ってそんなにコスト掛かるの?という疑問と、「稼げないの?」という疑問が

ぬぐえません。僕から見ると大学の収支は圧倒的に、且つ簡単に改善できると

思います。

1.土地代

今私大が有する膨大な土地は大抵交通アクセスが良好である。できる限り”大学利用

場所”をスリム化し、貸し出す。若しくはビルを建ててテナント貸しをする。
→学費や助成金以外の収入を爆発的に増やす。

2.ビジネスモデルの革新、人件費・コストの劇的削減

コンサルティングファーム・IT企業のDXを大学に対して適用し、大学のビジネス

モデルをデジタライゼーションで抜本的に変える。いうなれば「大学2.0」みたいな。

国家予算を使ってPJ化し、PwCやデロイトに企画させる。

→大学運営の劇的なスリム化と効率性・品質の劇的向上。教育という文化の

深耕・進化。

3.大学の削減

全入学希望者の1.5〜2倍程度の入学倍率をキープするように大学の数を減らす。

助成対象を減らし、限定された私学に現在の助成金を集中させる。

→国家予算の効果的な利活用。

まあ、この3つをやれば、あっという間に変わるでしょうね、大学経営。無駄に多い大学、

無駄に広いキャンパス、効率性がいいと思えない授業体制。一方、質を高めるには

価値の高い教授にはより高いFeeを支払う必要がある。例えば、心理学の領域で

タル・ベン・シャハーを1年呼びたければ「1億」っていう気がする。でも、結局ハーバード

が人気なのは、こういった教授たちを高い金を払って呼び寄せてるからだと思うんですよね。

だから使うところには使わなければならない。いい大学教授を呼ぶのはたとえば

ダウンタウンを1年間確保するようなもの。彼らを1年確保したら10億じゃすまないですよね。

ただ、大学教授は基本1年契約でいいと思うわけです。若しくはPJがあるならそのPJの

期間。授業は1年で終わるし、その1年間の成果物は全て録画すれば、それを学生が

無償でアクセスできるようにすれば、それで10年は持つでしょう。そして、10年後には

さらに違うスターがいるはず。今のスターは大抵古くなってます。囲わない方がいい。

よしもとみたいにタレントを使ってビジネスするなら囲った方がいいのですが、囲う理由

って「支払う対価よりより高く売れるから」ですよね。それがビジネス。ダウンタウンだって

売れなくなれば給料単価下がります。だから大学も1年契約で(まあスーパータレントは

プロスポーツのように複数年契約しないと他行かれてしまうかもですが)。しかも

教授にヒエラルキーって全くいらないと思うんですよね。これこそ無駄すぎる。

だって、人ってみんな衰える。生き物なのだから。知見は増え、円熟する。確かに死ぬまで

成長もできる。ただ老化は避けられない。忘れるし、固くなる。なので、今企業で促進され

つつあるフラット階層型経営。これは教育業界こそ率先した方がいいと思うんですよね。

そして大学2.0をもしやるならば、逆に「今の良い部分で残した方がいいところ」これも

深耕した方がいいと思っています。なんでも効率化、スリム化すればいいというものでもない。

特に教育はそうです。例えば広い敷地もその敷地が生み出す精神性とか。そういうのは

分からなくもない。ただ、大切なのは「代替できるものがないか」だと思っています。

敷地なら仮想フィールドで代替できないか。XRで完全没入する空間を作り出せば、

同じ経験はできないか。若しくは旅行で代替できないか、とか。そういった深耕の結果、

「どう考えても代替手段がないもので且つエッセンシャルなもの」それは残した方がいいと

思うんですよね。

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