金曜日のニュースですが、
アメリカの失業保険申請、3週間で1600万件を突破
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アメリカの失業保険申請、3週間で1600万件を突破 - BBCニュース
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)による経済的損害が増大する中、アメリカの失業保険給付の申請件数が、先月中旬からの3週間で合わせて1600万件を超えた。
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遂に総労働者の10%超えましたね、新規失業者。。。20%を超えるという予想も結構出ていますが、確かに20%まではいきそうな勢いです。。。とはいえ、コロナ自粛がGWまでで終わるのであれば、実際のところアメリカ国民はそれほどダメージを受けません。というのは、
・失業保険が年収によるが大体20万程度もらえる
・大人は一律12万もらえるので、4人家族(夫婦共働き、子供2人)なら、両親とも失業したとしても4月は64万円もらえる計算。
・アメリカのレイオフ(一時解雇)は、問題が解決したらキャリアが長い人から再雇用されるので、辛いのは若者だけ
貯金がほぼゼロの世帯は家賃滞納することになるでしょうが、今まで滞納していなかった世帯を追い出す家主もそうはいないでしょうし。
まあ、アメリカの状況をいろいろネットで調べて思うのは、「コロナは弱者をより弱者にする」という事ですね。
富裕層は一時的に資産が3割程度目減りしましたが、彼らは基本売らないですから、一時的な資産の目減りは問題になりません(いずれ回復するので)。
また、今回のアメリカ政府の政策はまさに中間層救済に主眼が置かれているので、中間層もほぼダメージはないと思います。問題は飲食店等で働いているアメリカで俗にいう「マックジョブ(マクドナルドのアルバイト)」の方々。
東京のコンビニ・ファーストフード店同様、アメリカもマックジョブは移民・貧困層・学生がメインです。コロナでマックジョブな方々はほとんど首を切られてて、且つパートタイマーはコロナが終わっても再雇用の補償が全くありません。ニューヨークの学生も「もうニューヨークから出るしかない」というニュースをよく目にします。
本来、貧困層への手厚い対処も大事だと思うのですが、今後どうなるかは分かりませんけど、今のところは「そこはしょうがない」っていう扱いに見えますね。。。日本もそう見えます。
今日はアメリカの状況について書きましたが、明日は日本の現状に対する思いを赤裸々に描きたいと思います。キーワードは「マスク2枚!」w