幸せ日記。今日はポリアンナシンドロームについてです。アニメでやっていた世界名作劇場の「ポリアンナ物語」をご存じでしょうか。もしご存じでなければできれば一度見てほしいと思うのですが、とても不遇な少女のポリアンナが毎日「よかった探し」をしながら身近な人、そして街中の人たちの心を温かくしていく、というストーリーです。
で、心理学の世界では、ポリアンナシンドロームなる用語があります。これは「過剰なポジティブシンキングで現実逃避する病的性格」の事を指しています。ただ、私はポリアンナシンドロームという用語には強く反対で、ポリアンナは「物事には良い面と悪い面がある。私は良い面を見るようにする」という考え方。どんな不幸な状況でも「私幸せ」というのはシンドロームだと思います。それは変。
そして、当然ポリアンナもあり得ないほどの不幸にはものすごく悲しみ、泣き、苦しみます。ただ、彼女はレジリエンス(回復力)がとても強く、不幸を受け入れながら新しい現状で幸せを探し始めます。具体的には彼女は交通事故にあい、半身不随になります。さすがにこれにはポリアンナもふさぎ込みました。長く立ち直れない日々。でも、彼女は彼女自身が幸せにした人たちからのお返しの助力で幸せを取り戻します。そして再び歩けるようになる。ポリアンナ物語はそんな物語。
自分が子供の頃、フジテレビは朝の7:30〜8:00という朝のゴールデンタイムで世界名作劇場の再放送をやっていました。これってとてもすごいことだと思うのですが、僕はこの世界名作劇場を毎朝見ていたことが今にも大きく影響していると感じています。ポジティブ心理学に共鳴できたのもきっと関係がある。
そういう想いがあるので、息子が小さかった頃に世界名作劇場をほぼフルセット揃えました。ただ、奥さんも息子も全く興味がなく僕が見るだけに留まりました。。。やはり息子の情操は僕の期待した状態ではないんですね。見ていれば絶対に違っていたと思う。
まあ自分の家庭のことはこの程度にして、ポリアンナ物語のレビューを見ていたらとびきり素晴らしいレビューに出会いました!もしポリアンナに興味を持たれましたら、小説かDVDを見る前に以下のレビューを見ることもお勧めします。
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