今日は第13巻。
まず12巻の巻末で、最近農作物が盗まれることが多く、佐々木家の居候(魔王たち)
ではないかと地元の農家に疑われるところで全巻は終わり、その疑いは佐々木家の
方々が否定して収まるのだが、魔王たちによる犯人探しがスタートする。
その日の晩、魔王・ベルチームとエミリア・アルシエル・ルシフェルチームに別れて
見張ると、まず魔王チームのところに犯人たちがやってきて、スイカを1個だけ盗む。
狙いは温室のソーラーパネルのため、すぐにそこを去る犯人たち。エミリアチームに
ベルが連絡をし、犯人たちがソーラーパネルのところに来たところでまずアルシエル
が犯人の一人を捕まえる。車で逃げる犯人たちをエミリアが追う。
そして車で逃げていると道に真ん中に少女が一人。撥ねてしまったと犯人が青ざめ
ていると、ベルが車を止めていた。真上から車のボンネットを聖剣で引きはがす
エミリア。犯人の一人が失神し、二人が逃げる。
そして、逃げたところに待ち伏せしていた魔王。本来の姿になり、犯人を失神させる。
逮捕される犯人たち。
そして、魔王たちは東京に帰り、日常が戻る。エミリアが更衣室でスマホを見ている
と、自分がクマと格闘した後ろ姿の写真が記事になっていた。気持ちを落ち着ける
ためにトイレに行くと、アラス・ラムスから「まま、くまごろし・・・や?」と聞かれる。
「だ、誰に聞いたの?」「ぱぱがいってた」「アラス・ラムス、今日はパパのところに
いきましょうねー」「ぱぱ、いくいく!ぱぱとあそぶ!」「ええ、たーっぷり遊びましょうね」
「きっととーーってもたのしいわ」もちろん魔王家で大暴れするエミリアだった。
その後、魔王は雨の中捨て猫を発見し、見捨てられず拾ってくる。銀シャリと名付け
かわいがるのだが、アパートはペット禁止。且つルシフェルがひどい猫アレルギー
で飼うわけにいかず。飼い主になってくれる人を探すがかなり難航する。
その間銀シャリの体調が悪化し、魔王は自分の見積もりの甘さを反省するが、
何とか病院で体調が回復する。そして、魔王の知り合いのおじさんが結果的に
引き取ってくれることとなる。
13巻の残りはスピンオフ話。この巻は話の本筋とは基本的にあまり関係はなく、
アニメで話数削減が必要ならばっさり切られる部分かなぁと思いました。ただ、
魔王らしさをゆっくりと表現した巻かなぁと思います。