今日は Rookies 第6巻です。
桧山は高校球児だ 問題は起こせん ここまでやれば充分だろ
男がここまで耐えた意味を・・・男の志を理解できんのか！？
同じ男として
（俺たちだって高校球児だぜ 才能ねー奴の志をつぶしときてー
気持ち理解してくれよ 同じ男として）
な・・・なん・・・だ・・・と・・・！？
もう一度言ってみろ！
（てめェ・・・）
（あーっ江夏！）
江夏！？
（ヤロォーナメてんじゃねーっ）
おまえら目黒川高校の・・・！？
（だったら何だっつーんだよ！）
ようし 決めた！試合だ！試合でケリをつけよう！
（し・・・試合！？）
二子玉川学園の！生まれ変わったあいつらの実力を見せてやる！
逃げるとは言わさんぞ
（やってやんよ！）
（To 目黒川野球部）
おし 集まってるなぁ
（こんなトコで何の用だ！？）
昨日バッティングセンターで目黒川高校の連中に会った
俺はよく知らんがその中のひとりが江夏という男だったらしい
おまえらの方が当然よく知っているだろう
二子玉川学園野球部の運命を決定づけたあの事件のきっかけと
なる一撃を振り下ろした男だ
（改めて言うなよ 知ってるよ そんなの）
そいつらを見た時 俺は初めて会った時のおまえらを思い出した
人生に何の希望も持たず 人の夢を笑い ただ敵意むき出しで
虚しく怠惰な日々を暴力と共に過ごして・・・分かるか
つまり今度の相手はおまえらの亡霊なんだ
（は！？亡霊！？）
あいつらを打ち負かして 愚かだったあの頃と訣別しよう
本当の意味の勝利を手に入れようじゃないか
今のおまえらならできるはずだ
（To Rookies)
（ぬぅ・・・）
大丈夫ですよ これがこいつらのチームワークの表現ですから
でたらめで シュールで 恐ろしくわがままな
ワン・フォア・オール このチームワークは・・・
ちょっとやりますよ（To 池辺教頭）
俺たちは俺たちの野球をやるだけだ 今までやってきた事を
信じろ
（先生）
断じて行えば鬼神もこれを避く 行こう！
(To 御子柴）
くだらんケンカはグランドの外で ユニフォーム脱いでやれ！
カスならカスらしく！ そして二度とグラウンドに戻ってくるな！
カスの名誉にかけて！
(To Rookies)
すごかったな 今の攻撃！
（何言ってやがんだ 三連続三振だぜ 話になるかよ）
そんなモンたまたまだ 三振なんかで落ち込んでたら
圧勝なんかできんぞ
（あ・・・圧勝・・・？）
なんだ？ただ勝つつもりだったのか？
それよりノーアウト満塁！いきなりノーアウト満塁まで行ったんだぞ
関川の盗塁や御子柴のバントなんて寒気がしたほどだ
（先生・・・）
努力は必ず実る事を・・・そして努力の数が多い奴が
必ず勝つだろう事を俺は今確信した
おまえらが負ける要素はない！
(To Rookies)
この巻は全体的にアクションシーンが多いため、全体的に川藤先生の
会話が少なめでした。ただ、最後のコメントはすさまじいポジティブ
さですね。僕はさすがにここまでのポジティブは行きすぎな気がする
けど、スポーツの世界に関してはこれくらいでもいいのかもしれない。
日常生活でこの超ポジティブは致命的な失敗をしかねないので、しっかり
確度を見据えて、80％以上いけると確信が持てるならこれくらいポジティブ
で攻める、その確度を持つための準備が大事だと思います。
3か月の猛練習は素晴らしいけど、相手はここ1年ろくに練習をしていない
とはいえ、小さな頃から中学まで、つまりシニアまでは猛練習したから
今があるわけで。相手は高1で既に10年選手かも知れない。まあそういう
連中ばかりなのですよね。だからリアルな世界なら勝ち目はないと思います。
ただ、素質ある人間の集まりなら2年くらい超効率的な練習をする事で
何とかなる気もしますね。だから3年計画で素人のアスリート集団が
ある高校の野球部に集結し、自分たちの種目も継続しながら、野球でも
成功する、そういうチャレンジはどこかの私立高校でやってみると
面白いかも、そう思いました。たとえば室伏のようなハンマー投げや
やり投げの選手をピッチャー、スラッガーに育てる。100メートルの
スペシャリストに徹底して出塁と走塁訓練させる。ほんと面白そうですｗ