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その72 乙女ゲームの・・・2

今日は乙女ゲームの・・・第2巻。

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…: 2【イラスト特典付】 (ZERO-SUMコミックス)
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8歳で物語が始まったこの漫画。1巻の終わりの方でいきなり15歳になります。

そして魔法学校に入学。この魔法学校がゲームの舞台で、ここを卒業する時が

エンディングらしい。

つまり、カタリナの勝負はここから始まった。

で、2巻の冒頭で、ゲームの主人公(女の子)の登場がジオルドから予告される。

いきなり破滅が近づいていると感じたカタリナは気が気でない。一方で、

ジオルドと義弟のキースはこの7年間ですっかりカタリナの虜になっており、

主人公の事など眼中にないのだが、それに気づかないカタリナ。

キースは既に主人公と会ったとカタリナに話し、カタリナは動揺。キースに

「恋しちゃった?」「私はあなたとマリアさん(主人公)の事を応援するから!」

と力強く励まそうとするのだが、当然キースは意気消沈してしまう。

カタリナのパート(様々な人格)たちによる「カタリナ会議」。カタリナ会議の

結論は「国外追放されてもいいように、魔法学校で畑を耕そう」だった。

場所は変わって、生徒会室。ここで主人公のマリアと出会い、マリアの

魅力にあっという間に惹かれていくカタリナ。マリアと約束し、手作りの

お菓子を食べに行こうとした時、いじめに遭っているマリアに遭遇する。

鬼の形相でいじめを行う女子たちを叱責するカタリナ。さらにいじめっ子

達によって落とされていた手作りお菓子をきれいにして完食する。

感激するマリア。

ある日、またいじめに遭っているマリアに遭遇する。今度は貴族の子女

達が魔法で実害を及ぼそうとしていた。カタリナはまず自分の弱い土の

魔法で子女たちを転ばせて駆け寄ると、すごい剣幕で「破滅するぞ」と

脅す。逃げていく子女たち。マリアは自分の名前を連呼して守ろうと

してくれたカタリナに恋に落ちる。

2巻の残りはそれぞれのキャラクターの夏休みが描かれる。。。

周囲のほとんどのキャラクターを落としていて、それに気づかないカタリナ、

そして主要全キャラクターとカタリナの愛憎模様、みたいな感じが延々と

続くのですが、明るくポジティブなカタリナのおかげで、皆取り合いをせず、

仲良く友達関係を続ける、そんな状況が続きます。

見ていてほほえましいのは、主人公のマリアを含め、主要な女性キャラクター

がカタリナにぞっこんなところですね。同性が同性を慕うという姿、特に

百合は素敵だなぁと思います。しかもプラトニックなのが◎。

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