今日はRookies 第8巻。
惜しかったな でもよくやった おまえのような奴がいる限り
ニコガクはどこまでも強くなれる (To 桧山)
チームの勝利のために 何としても塁に出るんだという不屈の闘志
これがワン・フォア・オール 岡田が望みをつないでくれた!
(To 塔子)
湯舟 おまえのスイングは新庄や安仁屋に匹敵する!
いや それ以上かも知れん! もしその超高校級の脅威のスイングを
最大限生かせる可能性があるならそれに懸けてみないか!
(ちょ・・・ちょー高校級!?)
もはやプロ級 (To 湯舟)
固いぞ すぐ悲観的になるのはおまえの悪いクセだ
大丈夫!ラクにいけ (To 御子柴)
立て!
絶望的な7点差を・・・みんなで必死でつないでここまでこぎつけた
全ては勝利のために
(まぐれだろ)
確かに運よく拾った点もあるかもしれん しかしこれが逆なら・・・!
7点リードしていたのがニコガクなら・・・
おそらく目黒川はここまではこれなかった!
(そんなモン実力であっさり抜いちまうっつーの
さっきの ホームラン四連発見なかったのかよ)
野球はチームでやるものだ ひとりひとりが自分の実力に慢心し
決して仲間を認めずチームワークを築こうとしない
そんな奴らが希望をもってその点差を追いかけられると思うか!?
(知るかよ そんなモン)
ニコガクだから!
(痛てっ!)
全員で0から築き上げてきたこのチームワークがあるからこそ
あきらめずにこれたんじゃないのか!?
(痛てーって!痛てーよ!)
あきらめるのは簡単だ!しかしその前に!
今まで自分たちが築き上げてきたものを信じて
とにかく最後まで戦ってみろ
4点差がなんだ!おまえは今日素晴らしい三塁打を打ってる!
いいか たとえ10点差だろうが20点差だろうが
絶対に最後の瞬間まであきらめるな!
あんな無謀な事にも挑戦しようとしたおまえじゃないか
今度はあきらめるな!
(To 若菜)
まさかうらやましいわけじゃあるまい ただの黒い土だ
俺はここの土には何も感じない おまえらの努力が染み込んだ
ニコガクの白い土の方がよっぽど・・・
(御子柴みてーな事言ってやがる)
(To 安仁屋)
見てたら楽しいぞ きっと
(先生・・・!いつのまに・・・)
(何だてめーは コラーッ オラーッ シマシマヤローが!)
(うわぁーっ な何すんだ てめー おろせ こら おろせーっ)
みんな まぁ座れよ これからいいトコだ
んー? そとも誰かまだ相手になるか?
うふふ やめとけ 俺は強いぞー
よしいけ 安仁屋―っ!(To 目黒川)
この巻は「語録」と言えるようなメッセージは特にありません。
川藤先生の
・ねぎらい
・感動
・暗示
・叱咤激励
・怒り
・挑発
彼の感情がストレートに出ていると思います。意図的に話しかけているのは
湯舟への暗示くらいではないかと。でもとても熱血漢でポジティブという
属性持ちなので、何を話しても絵になる、響く、というか。
ほんと見ていて暖かくなる、真夏だと暑すぎる先生な気もしますが、
生徒にとってはありがたい先生だと思いますね。一方熱血漢、正義漢である
あまり、結構暴力に訴えてしまうところもある。なので、環境が悪いと
捕まりかねない、そういった危うさもあると感じます。昔なら許されたことが
今は許されない、そんな世の中。でも寛容性という点において、昔はよかった
なぁと素直に思いますね。
僕を覚醒させてくれた小学校の先生も今の視点で見ると「暴力教師」。
今なら逮捕されてますね。でも、当時は親が皆その暴力を許容していたし、
児童のためを思っていたことを親もわかっていたので「どうぞどうぞ」だった。
今、多様性に関しては促進されていると思うのですが、寛容性はひましに狭く
なっていっている気がする。なんでもかんでも「コンプライアンス」「リスク
管理」。まあ情報の流通範囲・流通量が圧倒的に増えた影響と思うのですが、
日本の今後は全体的に「多少緩くなる」事が大事な気がしますね。