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その68 Rookies (12)

今日は第12巻。

ROOKIES 12 (ジャンプコミックスDIGITAL)
Amazon(アマゾン)
667円

(てめー ひょっとして俺を忘れてるじゃねーだろな!)
ばか言うな いつも言ってるだろ おまえは秘密兵器 ここ一番の見せ場で必ず
おまえの力が必要になる! おまえの努力を無駄にするわけがないだろう
俺は期待してるんだ 平塚!(To 平塚)

試練はそれを乗り越える事ができる奴にしか訪れない
ニコガクの選手がそんな顔するな 濱中(To 濱中)

(で・・・でも俺が出たら・・・また・・・えらい事に・・・)
罵声など気にするな 余計な事は考えなくていい ただ全力を尽くしてプレーしろ
逆境の中でしか生まれないものもある! 人間が成長するのはこんな時だ!
(To 濱中)

勇断なき人は 事をなすこと能わず (独り言)

たった一点差だ!しかもあと二回ある! いいか おまえらの全てを出しきって
絶対後悔しない野球をやれ! そしたら絶対追いつける 絶対勝てる!
おっしゃいくぞ!(To Rookies)

いいか罵声など逆にパワーに変えてしまえ 今こそおまえのスピリットを燃やす時だ!
(To 濱中)

新庄が求めたものは 若菜の気力・・・そして執念だ!(To 塔子)

御子柴 反省は人としてプレーヤーとして絶対必要なモノだ
自分が納得いかないならとことん反省すればいい
だが後悔はだめだ 後悔は決して前へ進めん
いいか ここにいる誰もが必死なんだ 必死で紙一重の勝負に臨んでる
俺たちと同じように 笹崎も!立ち止まってる場合じゃないぞ 御子柴
あきらめない奴が勝つんだ(To 御子柴)

君よ 青春の夢に 忠実であれ by F・フォン・シラー
グッドスイング (To 川上)
(うわ あのバカ 何を・・・お・・・おい 今度は・・・まさか・・・
うわー 入っていったーっ!なんであいつはあんな事ができるんだ!?誰か止めろーっ!!)
(ちょっ・・・ちょっと君ィ!)
チームスポーツというものに初めて本格的に取り組んで一年弱
(おいコラ やめないか!自分が何をやってるか・・・)
私はまだ野球を全て理解しているというわけではありません
おそらく監督命令というのは絶対のモノなんでしょう
(な・・・なんだ!?ニコガクの監督がケンカ売りに来たぞ!)
勝てればいいというのもひとつの考え方かもしれません
色んな犠牲の上にプレーが成り立ち そして勝利があるという事はわかっています
ワン・フォア・オールとはそういう事です
が しかし!それは監督が選手の魂を汲んでやってなんぼのモンじゃないんですか!?
何故命令違反をした川上くんを無視なんですか!? 千葉監督!
川上くんがどんな思いでバットを振ったかわからないんですか!?
(せ・・・先生・・・)
いいですか!選手はみんな常に全力でプレーしたいんだ!二度とないこの瞬間に!
あんただって選手の頃はきっと人生の全てを懸けて燃えてたはずだ!
なんで思い出せないんだ!? スタンドから青年が叫んだ
本物の笹崎野球とは何か あんた考えた事があんのか!?
いや それ以上に選手の気持ちというものを・・・
(せ・・・先生もういいよ 没収試合になっちゃうよ!)
(そんな事言われなくても監督はわかってるよ!わかってますよ 監督は・・・
監督だって・・・ホントは・・・)(To 千葉先生)

いいか!ニコガクは攻める!最後の一秒まで攻め続ける!以上!(To Rookies)

自信があると言ってのけた湯舟の言葉を俺は信じる!
今のあいつには何かを感じる!(To 池辺先生)

この巻でついに川藤先生の正義感が問題行動に発展してしまいます。笹崎の

千葉先生の「組織至上主義」に遂にキレてしまう川藤先生。相手のエース

川上は打席では常に端に立ち、バットを振らないでいたが、最終打席では

欲求を抑えられず最後のボールでバットを振る。命令違反をした川上は

千葉先生に謝罪するが、先生はその謝罪を無視。

これにキレた川藤先生は、まずマウンドに向かい、川上に「グッドスイング」と

激励、さらに笹崎ベンチに向かい、激しく千葉先生に思いのたけをぶつけます。

まあ、これ、普通に没収試合ですよね。こんな事OKしたら試合が成り立たない。

ただ・・・昔の日本ってこういう人が許される局面が意外と多かった気がします。

残念ながら警察や官公庁は昔からこういう人はダメだったと思う。

一方、教育の面では、少なくとも僕の住んでいた横浜ではこれが許されていた。

僕の人生を変えてくれた小学校5,6年の担任は、超熱血漢で、ある意味

「暴力教師」でした。特に小学校5年の「しつけされていなかった」僕たちは

とんでもないほど殴られた。僕は性格が弱かった分、やんちゃでもなかったので

5,6年の2年間で3回しか殴られてないと記憶してるんですが、5年の時は

よく殴られるやつは週に1度は殴る蹴るの10連コンボ、ロッカーに飛ばされる、

掃除ロッカーに頭をゴリゴリ、こんなの当たり前でした。まあ正直やりすぎです。

当時でもさすがにビデオに撮られていたら逮捕だったと思う。今ならもう

日本中に動画が拡散されているのでしょうね。子供がスマホで隠し撮りする

だろうし。

でも・・・子供たちは親にそれを報告するわけですが、僕の母が当時僕に

言ったのは「保護者懇談会で先生がはっきり「しつけで殴ります」と言って、

全員が「是非お願いします!」って言ってたよ、もちろん私も」と。

そして・・・僕らが小学校6年の時事件は起こりました。その先生、バスケ部

の顧問で、まあ物凄い練習量を課すので、一度全国制覇しました。

むちゃくちゃ強かったし、今Lineで繋がってる同級生たちも「むちゃくちゃ

殴られた」と述懐しています。で、ある女の子をたくさん殴り、鼓膜を

破ってしまった。さすがにこれはまずいですよね。これにはさすがに

ご両親怒り心頭で、裁判沙汰になった。それでその先生はうちの小学校を

去りました。まあ今なら最低でも懲戒免職、最悪の場合、余罪多数です

からいきなり懲役もあり得る。そして、その先生の「恐怖クラス」は半分

くらいの子の人生がいい方向に変わり、半分くらいの子は中学で不良に

なる。まあ自律性が備わったかどうかで恐怖がなくなった後に大きく変わる

んですよね。ちなみにその先生はもう定年退職していますが、一時ある

小学校の校長先生を務めていました。その小学校の校訓の一つが

「体罰を絶対にしない、許さない」。僕は当時これを見た時に大笑いし、

数年前に仲間と先生に会いに行った時に「あれはないですよw」と話したら、

「時代が変わったからな」と苦笑いしてましたw

川藤先生の場合、体罰については大半が「正当防衛」と言っても差し支え

ない気はするのですが、今はそれさえも通じない気がするんですよね。

なんかダイバーシティ、ダイバーシティ言う割に、価値観がどんどん

画一化、モノ化している感を受けるのは僕だけでしょうか。しかも、

それってマスメディアの影響が大きい気がしています。僕は地上波を

一切見ないというメディアダイエットをもう6年継続している。そのおかげ

で、結構Yahooニュースのコメントから「メディア操作」による画一性に気づ

けるようになった気がしています。たとえば嫌韓、嫌中、親米。たとえば

ベトナムの人々はあれだけアメリカに痛めつけられたのに、今は

親米な人が多いらしい。これは彼らが実利をとても重視しているからだと

思います。日本も実利を考えれば、嫌韓は別にどうでもいいと思うの

ですが、嫌中はどうかと思う。もし中国を締め出したいなら、アメリカも

締め出した方がいい気がするんですよね。同じくらい両国は日本から

ちゅうちゅう甘い汁を吸ってますから。

かなり話が脱線しましたが、川藤先生が許容されるくらいのアバウトな

日本社会、コミュニティが戻るといいなぁと願ってやみません。

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