今日から1週間程度は
「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった」
をやります。今日はその第1巻。

主人公はカタリナ・クラエスという8歳の少女。ただ、前世は日本の女子
高生で、その記憶を頭から転んで思い出した。そして、自分は女子高生
時代にプレイしていたゲームの悪役の子供時代だった。
その本の記憶をたどると、自分は大人になると、どのルートをたどっても
主人公の悪役として非業の最期を遂げる。すべてのルートで。
今はまだ8歳。矯正できるかもしれない。というわけで彼女は必死にもがき
始めます。まず最初はフィアンセの心が曲がらないように。次に義弟が
孤独にならないように。という形で子供たちの心が健全に育つために
何をすべきかを必死に考え、それと同時に自分がいつ悲惨なルートを
たどってもいいように、農作業を学び始めたり、自衛のための魔法を
学び始めたりする。
乙女ゲーの悲惨な末路を回避するために始める育ゲー、という感じ
なのですが、8歳の少女が同世代の子供たちに働きかけていく、17歳、
且つ現代の日本の視点から、というアイデアがとても斬新だと思います。
各ルートの選択肢となる相手は、
・ジオルド:フィアンセ。天才だが腹黒キャラ。
・キース:義弟。愛情不足の反動でチャラ男。
・アラン:ジオルドの弟。兄との比較に苦しみひねくれる。俺様キャラ。
・ニコル:ジオルド、アランの幼馴染。一見穏やかだが。。。
こんな感じで、皆陰を抱えている。そして、ゲームの主人公(女)が
この4人の誰かとゴールするまでに様々な邪魔・妨害をするのが
カタリナであり、どのルートでもカタリナは悲惨な末路を歩む。
まず最初はジオルド。主人公のハッピーエンドでは国外追放され、
バッドエンドではジオルドに殺される。これを回避するために
どうすればいいか。カタリナの結論は、「どっちでも大丈夫なように
自分の使える唯一の魔法である土の魔法を強化して自衛できる
ようにする。土の魔法を強化するために農作業を行う」という
ものだった・・・。
という感じで、この本あらすじを書く粒度が結構難しいw
しっかり描くと物凄い分量になるし、雑に書けば「斬新だと思います」
までで5巻分完、という感じw
なので、今回は各巻、途中までのあらすじを書きたいと思います。
興味を感じたら、是非実際に読んでみてください。この本はむちゃくちゃ
お勧めです!