今日は乙女ゲームの・・・第3巻です。
順風満帆だった魔法学校での生活。それがある日いきなり急展開する。
いきなり貴族の子女にマリアをいじめている!と告発される。
この告発はゲームであった「カタリナ断罪イベント」。カタリナは
このイベントで何らかのバッドエンドになる。。。
ただ、腑に落ちないカタリナ。なんでマリアと仲のいい自分に
断罪イベントが起きるのか?
そこにやってきたジオルド達。ゲームではこの時点でマリアと
くっついている誰かに断罪されるのだが、マリアがそこにやってきて
「出鱈目です!」と反論する。
さらにジオルド達の擁護が始まる。
キースが「こんな緻密な嫌がらせ、単純な義姉さんにできるわけがない」
と言えば、「バカだからやるなら真っ向勝負しかできない」と言い切るアラン。
皆の擁護により、この断罪イベント自体が失敗に終わる。
仲間たちの心配をよそに断罪イベント回避に狂喜乱舞し、食事を堪能
しまくるカタリナ。その後、マリアは何かに気づき、教室に一緒に戻らず
ちょっと用事を済ませに行く、と言い、立ち去る。その後2日彼女は
姿を現さなかった。
マリアが戻らなくなって3日目の晩、ジオルドがカタリナの屋敷にやって
くる。ジオルドが調査した結果、告発した彼女らは誰かに操つられていた
可能性が高く、それができるのは闇の魔法を使用できる者だ、と。
次の日、不眠で倒れ、保健室で起きたカタリナ。
起きるとそこに生徒会長のシリウスがいた。シリウスの表情を見て
前世の記憶がよぎる。ゲームの隠れキャラ、シリウス・デューク。
闇の魔法使い。つまり、目の前にいる会長がマリアの敵であり、
断罪事件の黒幕なのだ。
シリウスにあなたがマリアを・・・と話し、優しい会長がそんなわけないか、
と話すとシリウスが自分が黒幕と語りだす。優しいふりをしていると
皆騙されるからと。カタリナはシリウスの陰りのある瞳を見て、
心配な気持ちを示す。心配されることに強い嫌悪を示したシリウスは
闇の魔法でカタリナを深い眠りに落としてしまう・・・。
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この漫画、主人公は等身大の女子高生な感じがするものの、同時に
とても優しさに溢れているというか、やっぱりみんなのお姉さんとして
生きてきたためか(8歳の頃から精神は17歳で、ずっと見守ってきたので)
、慈愛に満ちている感じがするんですよね、カタリナ。
その優しさが少年少女たちを虜にし、彼らも慈愛を振りまいていく。
ほんとハピネスの循環ですね。見ていてすごい気分がよくなる。
明日は書ければ第4巻。明日も楽しみたいと思います。