幸せ日記

トウゴの日本語日記 2020/7/5

7月5日日曜日

今日は僕の美食記念日になるかもしれない。

朝はゲーム妻が春に推奨していた「乙女ゲームの破滅フラグしか
ない悪役令嬢に転生してしまった・・・」1巻を読む。
確かに面白い。

11時半まではお風呂に浸かったり、のんびりと時を過ごす。

ホテルを出て、札幌まで歩く。手がビリビリするのに気づく。
これは気だ。

高校の頃気功に目覚めて以来、これまでずっと気功は電気+
磁気+熱の融合で、その融合のパワーが凄いと信じてきた。
でも、6月に多くの検証を行った結果、「気の各種エネルギー
は軽微(ゼロではないが)」と分かった。イオンやオゾンは
まだ計っていないので、もしかするとイオンかもしれないが、
だとしても大したことはあるまい。

話がそれた。
札幌の地下道を歩く。すごい手がビリビリする。なぜかと
考えてみたが、おそらくこの乾燥ではないかと感じる。
正直思ったほど今の札幌は涼しくない。でもカラカラ。
とても気分がいい。

東京で数週間ジメジメを味わった自分がカラカラで気
(この場合はおそらく静電気だろう)を感じ取るのは
自然な事なのかもしれない。

片道約1キロの散歩。ほんと直線だけなので、間違えようがない。
札幌駅のステラプレイスに到着。6Fの目的地「根室 花まる」
に着く。

クラウドファウンディングで1000円出資するごとに1300円の
商品券がプレゼントされるらしい。早速3000円出資。。。。
したのだが、券が発行されるのが10/1と知る。

3000円の募金。まあ募金と思うしかあるまい。札幌の商店街
が復興されますように。

回転寿司で異次元の世界を体感する。
ネタの大きさ
シャリの多さ
旨さ
値段

どれも東京には存在しない。異次元だ。

一つ一つ写メを取りながら、じっくりと味わう。

新たな発見をする。
僕はえんがわが大好きだ。でもかれいの寿しは味が薄いため
滅多に食べない。そんな僕の目にも訴えてくるかれいが
そこにはあった。
292円、安くはない。しかも好みでもない。でも目に主張する
かれい。おそるおそる手を出し、食べてみる。

寿司で閃きが起きる瞬間を久々に味わう。
なんだこれは。
薄味だが、マイルドで口当たりもよく、しかもじわじわと
おいしさがこみあげてくる。

昔ある少年漫画であった「う・ま・い・ぞーーーーーー」
という絶叫。さすがに一人でやったら浮くので我慢したが
脳内で僕は叫んでいた。

3000円の募金と3000円の食費。まあ6000円だと高いが、
3000円なら安すぎる。というか東京の回転寿しでは絶対に
食べることができないクオリティ。

食のクオリティオブライフってとても重要。
やっぱり、1年に1か月程度札幌に住みたい。
そう強く実感した瞬間だった。

14時からゲーム妻との約束をしていたため、足早にホテルに
戻る。が、地下道を歩いていて、憩いスペースの多さに
気づく。東京や大阪ではありえない憩いスペース。

おまけに大型スクリーン+憩いスペースなんて場所まである。

若い子たちはスマホに夢中。ご老兄の方々はお話に花を
咲かせている。こういう余裕に触れたくて、僕は今ここに
来ている。スマホで写真をいくつか撮り、実際にスペースに
少し座り、その後また家路につく。

14時少し過ぎ、妻と再会する。
約1か月ぶりの再会だ。僕たちはここ5年間ほぼ毎日ゲームで
1日1〜2時間を共有してきた。お互いにとってこの5年間で
一番会話した相手だろう。彼女は僕の5年間の沈み沈みの
ほぼすべてを知っていて、僕も彼女の日常をほぼすべて知っ
ている。

僕は去年末までの5年間、恒常的に鬱に苦しめられてきた。
治ってはぶりかえし、治ってはぶり返し。
その繰り返しで会社は2度退職し、都合24か月以上仕事を
休んだ。

年収も1/5まで落ちた。
正直、人生詰んだと思っていた。

でもほんと安西先生の言う事は正しい。
人生は諦めたらそこで負けで、諦めなくても勝てないかも
しれない。でも諦めなくて初めて勝つ可能性が生まれる。
ほんとギリギリまで行ったが、諦めなくてよかったと思う。

そして、今は勝ち負けさえもどうでもよくなった。
世間が負けとみなすなら負けでいい。勝ちとみなすなら
それでもいい。大切なのは僕が「楽」な事だ。
日々が楽しければ、それでいい。

妻は娘から1時間くらいPCを借りれたので、1時間くらい
一杯お話ししたーい、との事。僕もたくさん話したいことが
あった。彼女と音信がほぼ不通になった1か月、僕には
たくさんの出来事が起きた。それを彼女と共有する。

1時間と言っていたが、娘を制したのか、結局16時過ぎまで
僕らは話した。札幌に来て、遠隔の彼女と再会する。
しかもバーチャルな空間で。
シュールだが、これがニューノーマルだ。僕たちは世界の
どこでも、生活の制限さえ乗り越えられるなら、いつでも
会う事ができる。そして、その制限が乗り越えられない事
こそが素晴らしい。
制約があるからこそ限られた時間を愉しめるのだ。

奥さんにはお勧め漫画をまた尋ねた。
鬼滅の刃を紹介された。明日1巻を読もう。

それから1時間ほど風呂を満喫し、17時から部屋でマッサージ
を受ける。

ホテルオークラ札幌のプランに
「毎日20分あしつぼコース付き」なるものがあり、それを予約
していた。昨日施術を受けた斎藤聖子さんに今日も施術を受ける。
女性だがとても力強く、しかも話しやすい。

施術時間の大半で株談義をする。彼女はかなり投資に興味が
あるらしい。確かにマッサージ師という職業は身一つが資本。
できるだけ投資で増やしておいて有事に備えるに越したことはない。
金額を確認し、ソフトバンクで配当貴族でいくか、若しくは
端株を買って、少額・成長株でギャンブルすることを提案する。

僕自身はもっとハイリスクハイリターンを目指しているが、
大抵の人は堅実に勝ちたいだろう。ソフトバンクなら配当が
年利6%。これは親会社のSBGが「上納金」を仕入れるための
配当利率なので、本業が傾かない限り、配当利率は簡単には
下がらない。且つ企業の経営状態はすこぶるよく、傾くこと
への心配は軽微。

で、彼女にはさらに「貸株」も提案する。ソフトバンクを
1年に1回最低単位分買い(今なら14万で買える)、さらに
株を証券会社に全貸する。ソフトバンクの貸株金利は年0.1%。
貯金は定期でも年0.002%(三菱UFJ)。50倍いいわけだ。

今日はマッサージの後に斎藤さんから座り方について学ぶ。
まず座骨を突き刺すように座ると自然とアーチができる。
次に両足をまっすぐに前に出し(僕は常に開いていた)、
足の親指に力を込める。すると骨盤が広がって座骨神経痛
から解放される。
また、手に関しては逆に小指に力をこめるといいらしい。
手は仕事中はほぼキーボードを打っているため、小指に
力を入れようがないが、座り方は目から鱗だった。
両足を前に出すととても窮屈だが、これが普通なのか。
これが普通だとするなら僕の座骨神経痛は必然だと思った。

19時前後に隣のいきなりステーキに行く。
昼は寿司、夜はステーキ。B級グルメマニアの僕らしい
セレクションだ。

客が何人か並んでいた。店内はかなり空きがあるのだが、
”三密回避”対策で、半分の席が利用不能になっている。
これは待たされると思い、テイクアウトを選択。

300gのアンガスビーフサーロインとライス2つを注文。
同じく隣のファミマで飲み物とお菓子を買い込み、部屋
に戻る。

いきなりステーキは東京でも至る所にあるのだが、僕は
経験したことがなかった。札幌でどこにでもあるこれを
初体験するか?!とも思ったのだが、「いきなりステーキ」
という名前が頭から離れず、「まあ一食くらいいいか」という
気分に変わり、結果このような状態になっている。

ステーキを食す。これも信じられないくらいうまい。
旅行効果もあるのだろう。でもそれを差し引いても異次元
のうまさだ。Webを見る。

どうも店舗によりかなりの偏りがあるらしい。
つまり大通店は正解なのだ、おそらく。
しかもおそらく肉の部位によってもかなり差があるのだろう。
リブロースはものすごく安かったが、つまりそれはダメだと
いう事だろう。

国産ステーキは1.5倍の値段。
でも僕はうなぎも中国産で十分満足できるし、ステーキは
アメリカ、オージー産の方が好き。
300g、且つこのクオリティのステーキが2200円(税抜き)
で食べられる。ほんと日本てすごいと嘆息する。

その後、遂に出会い喫茶デビューを果たす。
場所はあえて書かない。
でも、正直落ち着かないところだった。
1時間半程度で都合二人と会話する。
結果は小説で書くのでノーコメント。
思ったより高くつく。
また明日頑張りましょう、心が折れるまで。
実際、これがメインの取材の一つなのだ。

一応7月5日のうちに家路につく。
充実あり、落胆あり、いろいろあった1日。
旅行2日目としては十分にいろいろ味わえた1日だった。

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