今日は第3巻です。

この巻では、表紙のクレスティア・ベル(鎌月鈴乃)が登場します。
彼女は「大法神教会訂教審議会筆頭審問官」という仰々しい肩書を持っていますが、
要するにアサシンです。明確なミッションを告げられず日本行きを命じられていて、
本人は「魔王誅滅、勇者を支援する」のがミッションと思っている。
で、魔王の隣に住み込んで、魔族が苦手な聖法気入りうどんを送り続けるという
細かい嫌がらせを続ける。食糧難な魔王軍は喜んで差し入れをもらい続けるが、
アルシェルだけ毎日ひどい食あたり症状に苦しみ続ける。ルシフェルは堕天使
なので問題なし、魔王はこの程度の聖法気は大丈夫な様子。
ベルはエミリアと共闘しようと考えるが、エミリアはベルが魔王に思いを寄せる
女の子と思い込み、違う意味での共闘を誓う。
一方、千穂ちゃんは魔王の配慮不足に対し2か月間冷たく当たっていたが、
記憶を消すか聞いたから怒った。「私 どんなことでも好きになった人のこと
忘れたくなんかありません」とまっすぐに告白。さらに、
「私は自分で真奥さんを好きになったんです。だから好きじゃなくなるときも
自分で決めます」と続ける。
ドタバタがあり、魔王は返答せずに終わるものの、誠意ある態度を示そうと
する魔王。それを見たベルは微妙な感覚を覚えた。
というのが3巻のあらすじです。
この間であと一人重要なキャラクターが出てくるのですが、彼はこの巻では
名前が出てこないので、彼の紹介は次の巻で。