幸せ日記

速読の身に着け方

この記事では幸せの共有ということで、速読の身に着け方を共有したいと思います。

僕は速読を高校の頃、以下の本で身に着けました。

どうも送料除いて1円で買えるらしいですが。。。

僕が買ったのは1988年くらいなので、これの新がついていないオリジナルを買いました。

この本、レビューは低いです。そのレビューを見る限り、確かにと思います。

この本の欠点は誇大表現です。

・100倍のスピードで→無理、5倍で十分(僕は大学時代が全盛期で当時10分で100ページ読めました。今は10分50ページくらい。)

・読んだ内容は記憶できる→嘘、フォトリーディングなので忘れて構わない

・速読できると視力が上がる→嘘、速読と視力には相関関係はない。僕はいまだに裸眼だが、それは目をある程度の間隔で休ませているから。

とまあ、こんな感じなので、この本をうのみにすると「できないじゃん!」となるわけです。

ただ、この本は正しく利用すると化けます。以下ではこの本の使い方と目標を書きます。

目標:1時間で文庫本1冊を見れるようになる(200ページ)

トレーニング方法:

1.この本の121~175ページを毎日15分トレーニングする。

ただし、高速めくりトレーニングはこの本をうのみにせず、2,3秒でページをめくる、慣れてきたら1秒でページをめくる、というペースで続ける。(大切なのはスピードよりも1ページの字全部が目に入ること)

これだけです。

本当にそれだけで5倍で見れるようになります。速読のポイントは、

1.読むのではなく見る

2.大切かどうかを選択する(読むのでなく宝を探し出すイメージ)。

3.諦めがとても大事。すべてを拾おうとする人は速読はできない。「1つでも吸収できることがあればいいや」くらいの楽な気持ちで。

4.速読に向かない本は速読しない(行間が大事な小説、すべてが重要な情報の参考書、絵を味わうことが大事な漫画は速読しない)

5.読みながらどんどん「ここ大事」と思ったところを書き出していく

この5点だと思います。それぞれをもう少し詳しく書きますと、

1.読むのではなく見る

これが速読の肝で、最終的な目標は1ページ全部が一目で目に入ることです。そこまでいけると、速読は達成です。

それができるアシストをしてくれるのが本書のP121~127の眼筋〇〇トレーニング、視幅拡大トレーニングです。どちらも大切で、毎日5分やればいいと思います。で、高速めくりトレーニングと書いてある残りのページ(128~175)を10分でできるだけ繰り返します。本書は今の家にはないので先日買いましたが(37円で)、今やっても大体30秒で1周するので、僕は20回できることになります。おそらく誰でも10分で10周は最低できるようになります(若ければ100周いけるかもです)。

2.大切かどうかを選択する(読むのでなく宝を探し出すイメージ)。

宝探しの感覚が重要です。この感覚に慣れてくると、本を読むのでなく見る癖が染みつきます。

3.諦めがとても大事。すべてを拾おうとする人は速読はできない。「1つでも吸収できることがあればいいや」くらいの楽な気持ちで。

100%吸収しようとすると速読に失敗します。「自分が大切と感じたところだけ頭に記す事ができれば十分だ」という気持ちが大切です。もし、今の知見が不足していると感じて「今の自分では何が大切か分からない」と感じるのであれば、それでも一度全部見て、それから知見を高める活動をした後にもう一度見てみればいいと考えてます。その本に関する情報の知見が上がった後にやり直すと、びっくりするほど簡単に読めますので。

4.速読に向かない本は速読しない(行間が大事な小説、すべてが重要な情報の参考書、絵を味わうことが大事な漫画は速読しない)

これもとても大切です。小説や漫画はくれぐれも速読しないように。芸術は味わってこそ価値があると考えています。

5.読みながらどんどん「ここ大事」と思ったところを書き出していく

これ、昔は大変でした。手書きだったので。今はKindleでコピペできます(必ずフッターに本の情報が載るのが気に入らないですがw)。なので、基本的に読書はKindleを使い、且つ家で速読してどんどん不要なページを読み飛ばしつつ、大切!と感じたページは要約を残します。残す場所はテキストでもWordでもExcelでも何でもいいと思います(僕はExcelに残しています)。

で、全部読み終わったら、自分が書き残した要約を見て、全体をまとめ直します。これだけで十分ですが、さらに感想文を追記するとよりいいかもしれません。僕はExcelで

A列:本のタイトル

B列:5段階評価

C列:感想

D列:要約

と並べています。

一言で言いなおすと、「宝探しして、見つかったらそれを書き出す。読み終わったら書き出したものだけ見直す(精読)。」これだけです。

これが簡単にできるようになるのに、上記の本は最適だと思います。(121から175までの55ページ以外は正直読まなくてもいいと思います)

一人でも速読に成功する人が産まれることを祈ってます!

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