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その36 めぞん一刻〔新装版〕(12)

この巻の表紙は明日奈さん。

ぱっと見はかわいいのですが、ほんと不思議ちゃんですw

この巻は響子さん・五代・三鷹・明日奈さん4人の人間模様が描かれる。

犬を克服した三鷹はいよいよ響子さんに猛アタックを掛けようとするも
親戚のおじさんが勝手に明日奈さんとの縁談を勧めて響子さんレースを
後退させる。明日奈さんは三鷹が犬修行中ずっと寝込んでいたが、復活
して会いに来た途端に治る。五代・三鷹は響子さんに一目ぼれし、明日奈
さんは「弟たちがこれだけ好きになる人なんだから間違いない」と惚れた。

五代・三鷹・明日奈さん・八神、この4人は経緯は若干違うけれども、
惚れたらとことん、という姿勢・感情は同じ。

一方、五代を選択しかけている響子さん。五代も保育士を目指し、保育園
のバイトに精を出すが、急に首になってしまう。そんな折、響子さんが
五代のためにお弁当を作り出すのだが、失業で公園で泣きながら弁当を
食べる五代。

五代は坂本の紹介でキャバレーにバイトすることになる。響子さんに
隠していたが、結局発覚し、それでもお弁当を作り続ける響子さん。
ほんと彼女は寛容。

キャバレーの同僚が子供を五代に預けて失踪するところで、この巻は
終わる。

この巻は響子さんの「慈愛」の巻だと思います。五代は本当に不幸を
背負い込む男。立派に保育士を務めていても人員削減で首になるし、
内定をゲットした会社は入社前に倒産するし、夜逃げで子供も預け
られる。ほんとツイてないづくしなんですが、それでも前向きに生き
ようとする五代を響子さんは支え続けようと決断する。これってほんと
簡単な事じゃないと思うんですよね。しかも、安定している三鷹が
いるにもかかわらず。

三鷹がプレイボーイで、五代が一途、という差があればわかるのですが、
心はどちらも一途だけど、二人ともモテる、というのが現状。
僕が女なら三鷹を取る気がするんですよね。同じくらい愛してくれて
いるのだし。しかも二人とも子煩悩だし。家事もできる。三鷹は
モテすぎる事を除けば言うことないと思うんですよね。

ただ、判官びいきは日本人の性かもしれませんが、やっぱり五代を
応援したくなるし、その五代に微笑む響子さんをとても素晴らしいと
思ってしまう。これ、アメリカだとどう映るのだろう?それを知りたく
もあります。フランスではめぞんは大人気だったので、もしかすると
フランスも判官びいきなのかもしれない。

この巻も前巻、そして次の巻の激動を繋ぐ巻。
ほんとこのリズムは癖になりますねw

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