めぞん11巻の表紙は賢太郎君。
ずっと郁子ちゃんを慕っていて、全然さりげなくないんですが、本人はさりげなく
接近しようとしているつもりなところが本当にかわいいですねw
で、この巻もとても好きな巻です。
まず五代は響子さんを諦める。響子さんは弁解するが五代はもう済んだ事、
おめでとうございます、と聞かない。「あたしがいなくても大丈夫なんですね」
「だ、大丈夫です」と弱い返事をする五代に涙を流す響子さん。五代は涙の
理由が分からない。
一ノ瀬のおばさんに気分転換を勧められ、旅行に出かける響子さん。
一方、坂本から「涙はお前に惚れてるからだろ」と言われ、ようやく状況を
理解した五代は必死に響子さんを追いかける。
それから始まるこの漫画特有のすれ違い。五代は2日中追いかけ続け、ようやく
二人は露天風呂で再開する。安心した五代はのぼせてしまう。
五代を見て安心する響子さん。起きて同じく安心する五代。
「追いかけてきたと言ってくれれば私は・・・」と思う響子さんに五代も
「追いかけてきたんです」と打ち明けようとするが、一刻館から水道が壊れて
もう大変という連絡が入り、急遽帰る響子さん。。。
その後は八神アゲイン。八神が四谷さんを家庭教師にするというウルトラC
により、また一刻館に入り浸る。ほんと八神の勢いは最高!
でもこの巻は響子さんの「どうしたんだろ」「なんだかホッとする」の
表情が最高にいいです。この表情を描ける留美子さん、本当に素敵だと思う。
「めぞんが理解できる日本に生まれて本当に良かった」と言うのは大げさ
かもしれませんけど、この間、雰囲気は日本語ネイティブでないと味わい
づらい気がします。英訳も全巻持ってるんですが、英語で見ても正直
伝わらないんですよね。。。ほんと日本に生まれてよかったと思います!