めぞんの第2巻。
まずこの表紙がいいですね。
響子さんが癇癪起こしている時の表情。
これも時間が過ぎると五代はだんだんと「いつものことだから、まあ時間を置こう」
と思うように成長していく。
この巻は響子さん中心の会。大学祭に行ったり、怪我したり、みんなにマフラー
を作ってプレゼントしたり。ほんとまじめで可愛い美人。まだ嫉妬深さや
面倒くささは微塵も見せません。
一方五代の優柔不断なダメっぷりが目立つ。何度もめぞんを読み返して
思うのは、「もしこずえちゃんをもっと早く振れていたら、もっと早く親密に
なれたのに」ということ。でも、この悪く言えば優柔不断、よく言えば
とにかく誰に対しても優しい、これは五代だけでなくライバルの三鷹もなの
ですが、この二人の属性が二人の魅力なんだろうなぁと思います。
三鷹の場合は、すべての女性に優しいので、まあ奥さんは大変だろうと
思うのですが、結局最後に結ばれた人なら問題ないのだろうと今では
思っています。